USER'S VOICE

TRUNK (HOTEL) /齋藤隆一さん、水岸直也さん× BIRDY. Supply グラスタオル / キッチンタオル

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サステナビリティ、職人への共感
自分たちのメッセージを発信できるツール

大量のグラスと食器を扱う、ホテルバーでのケーススタディ

カクテル・ツールの拭き上げ、グラスの磨き上げなどバーで欠かせないプロセスを、無駄なくより効率的に。スマートなオペレーションを望むプロたちのリクエストに応えるべく開発されたのが、BIRDY. Supplyの『グラスタオル』と『キッチンタオル』。
大量のグラスを扱うバーテンダーたちは、これらのタオルをどのように日々のオペレーションに組み込んでいるのでしょうか。今回は『グラスタオル』と『キッチンタオル』を1年間ご使用いただいているTRUNK (HOTEL)のバーテンダー、齋藤隆一さんと水岸直也さんに商品のインプレッションを伺います。

「以前はコットンのタオルを一日20〜30枚使っていました。席数は80ありますし、パーティやイベントなど大人数で使っていただく機会も多いですから、とにかく洗い物が多い」と、齋藤さん。
「吸水性、速乾性が高いのは当たり前として、これが一枚あることでグラスを磨くのに費やしていた時間が大幅に短縮。その分、他の作業に集中できますから、オペレーションが劇的に変わりました。1日に使うリネンの枚数も減ってコストもダウン。現在はグラス用に『グラスタオル』、食器用に『キッチンタオル』を複数枚揃えて使い回しています」

一方、水岸さんのインプレッションは、「一度で拭き上げられる、すぐに乾く。その上、糸くずがつかない、生地のケバが立たない」。使っていてストレスを一切感じないことが画期的だったと言います。 「洗って干しておけばすぐに乾きますから何度でも使える。耐久性があるので、毎日酷使していてもヘタらない。安いものではありませんが、1年間これだけハードに使ったから、むしろお釣りが出ると思います。BIRDY.製品を使ったことのあるバーテンダーならわかると思うのですが、いわゆる『BIRDY.らしさ』をキッチンウエアにも素直に踏襲しているところがいいなあと思いました」

グラス磨きは下積みがいちばん神経を使う作業だと言いますが、2人は「このタオルを使うと神経を使わずにピカピカになるので、若いスタッフの心理的な負担も軽減される」と言います。

「僕、3度拭きのバーで修業したことがあるんですよ。 初めにポリエステルのグラスタオルで拭いて、2度目は麻のタオル、3度目はさらに目の細かいリネンで仕上げ拭き。忙しい時はつい、プロセスを一つ省きたくなったものです(笑)。一度拭きでキレイになるこのタオルを使っていたら、なんだか当時のことを思い出しました」(水岸)

神経を使って大量のグラスをピカピカに磨く時間を、練習に費やすことができたなら……。このタオルはバーテンダーの下積みを変えるかもしれないと2人は考えます。グラスや食器、カトラリーを磨いていて終電を逃すという「飲食業あるある」はこれからの時代、過去の遺物になるのかもしれません。

時短より、コスパより、オペレーションより大切なもの

ただし、このタオルがもたらしたものは、ただの時短や効率のいいオペレーションではないと言います。

「この商品のいちばんの魅力は、サステナビリティ、環境への配慮だと思うんです。これを導入したことで、うちではコットンのクロスの使用が一日6、7枚程度にまで減りました。リネンを洗うのにどれだけの水と洗剤、電力が使われるのかに想いを馳せてみたら、レンタルリネンを何十枚も使うことに疑問を感じますよね?いま、バー業界ではとりわけサステナビリティが注目されていますが、僕たちはそれをホテル業界に向けても発信していきたい。プラスチックストローしかり、リネンを節約することもバーテンダーができる等身大の社会貢献ではないでしょうか」(齋藤)

「原材料の調達以外の全ての製造プロセスを国内で行なっているという点もポイントが高い。僕たちがいいと思って選び取った結果、それを日本の職人たちに還元できますから。こうしたプロダクトを介してメイド・イン・ジャパンのものづくりへの想いも伝えていきたいですね」(水岸)


プロフィール

齋藤隆一

TRUNK (HOTEL) カクテルデザイナー

ホテル学校を卒業後、外資系ホテルでバーテンダーとしてのキャリアを積む。2015年、酒類メーカーが主催するカクテルコンペティションで日本大会を勝ち抜き、世界大会に出場。世界第3位の成績に輝く。現在は、音楽イベントやトップシェフとのコラボレーションなど日本国内の活動のほか、海外からもゲストバーテンダーとして招聘されるなど多方面にて活躍中。

プロフィール

水岸直也

TRUNK (HOTEL) ラウンジマネージャー

高校卒業後、バーテンダーのキャリアをスタート。老舗ホテル等で研鑽を積み、2016年には酒類メーカーが主催するカクテルコンペティションの世界大会にも出場。国内外にて多くのイベント、セミナーに出演するなど精力的な活動を続ける中で2018年秋、TRUNK(HOTEL)へ移籍。カクテルに音楽やアートなどカルチャーの要素を掛け合わせ、バー・シーンの新たな魅力を発信している。

プロフィール

TRUNK (HOTEL)

東京都渋谷区神宮前5-31 1階
アクセス:JR渋谷駅より徒歩7分、東京メトロ表参道駅より徒歩5分、東京メトロ明治神宮前駅より徒歩3分
TEL : 03—5766—3210
営業時間:9:00〜23:00(日〜木)、9:00〜24:00(金、土)
定休日:なし
https://trunk-hotel.com